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2016年11月9日水曜日

協調性



私の上司で、人の意見に乗っかる技術が凄い人がいます。

「そうそうそう・・・です。」
「だべー・・・うん。」
「・・・それしかねっす。」

部下が発言すると、話の最初と終わりに乗ってきます。

最初と終わりに乗ってくる。

中身は何も言わずに見事に乗っかる。

自分を殺し、どんな部署でも、いち早く完全体の社畜を見つけ、その考えに乗っかる事を35年続けて身につけた上級テクニックです。

少し馬鹿にしたように表現になってしまいましたが、やり方が徹底的なので、少しだけ尊敬しています。

井の中の蛙だろうがなんだろうが、その世界で生きるときめたら、生きる技術を磨く事に集中する。

それも人生ですね。

おじいちゃん・お父さん・本人・息子、みんなウチの会社を勤めあげた。

これは圧巻です。

自分の考えは押し殺す。他人にも押し付けない。少し窮屈でも耐えきる。あとは愚痴をこぼさなければ、立派な生き方ですね。

私にはそれが出来なかった。

他の上司や同僚は、あいかわらず私に考え方を押し付けてきます。

求めている物が違うのに・・・もう私を攻撃しないでほしい。

なんて、彼らは自分の世界を肯定するために、他人を攻撃するしか方法をしらないから、仕方ないとあきらめてます。

彼らの考えを私も受け入れられない。お互い様ですね。

無視される方が楽ですが、仕事は嫌いじゃないし、怠けると私の思考が止まってしまう。攻撃されますが正しいと思うことは、しっかりとやります。

私は協調性がないと叱責されていますが、これは、彼らの協調性の定義と私の協調性の定義が違うからです。

自分の考えを押さえて他人の意見を尊重する事が大事。

本当にそうでしょうか。

最初から、まわりに合わせるのではなく。みんな自分の意見を先に言えばいい、そこから「どうしたらゴールに早くいけるのか」を考える。

いろいろな思想から新しいアイディアが生まれる。

もっとクリエイティブにいかないと、数年後には私の仕事は、すべてロボットに奪われます。

そんなことを本気で考えています。

いそいろなアイディアを受け入れる器をもって、それから協調性を出していきましょう。

私程度の非常識が受け入れられないなら、協調性なんて必要ない。

最初から全て決まっているなら、協調性なんていらないですよね。

私の職場はトップダウンが基本です。部下は思考は止めて上司を奉る文化なので、協調性なんて必要ないと思います。

ロボットのように命令されたら動けばいい。

それならロボットにやってもらう方がいい。

そのほうが楽かもしれませんが、私は、楽しくはないですね。

まさしく「そうそうそう・・・です。」が最上級。

中身なんて考える必要すらない。

それ以上もそれ以下も求められない。

決められた方法でしか動かない。

おかしい事をおかしいと言わず、画期的な創造なんて誰も求めてない。

少しだけ寂しいと思うのは私だけ?

「今日も大切な一日」ワクワクする事は楽じゃないけど楽しいです。私はワクワクに全力でいきますが、サラリーマンでも少し楽をさせて頂きます。


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